サロンブースト

激震!放送終了!おかあさんといっしょ人形劇場「ポコポッテイト」

今朝のYahooニュースに、我が家を含め低年齢の子どもを持つ家庭にとって衝撃的なニュースが出てきた。
NHKおかあさんと一緒の人形劇場。ムテ吉、ミーニャ、メーコブでおなじみの「ポコポッテイト」が終了するとの報道だ。
子どもが生まれてからといもの、我が家では、毎朝ポコポッテイトを見て出掛けるのがルーティーンになっている。
そういった家庭は全国的に多いのではないだろうか?
ポコポッテイトがあるのが、あまりにも普通過ぎて、何も感じていなかったのだが、いざ、放送が終了されると聞くと、すごく寂しい気持ちになった。
そして、何よりツライのが、子どもにこの事実を話さないといけないことだ。

お母さんと一緒人形劇場の歴史

今回の報道があって、お母さんと一緒の人形劇場の歴史について知ることが出来た。

私が幼い頃は、じゃじゃ丸・ピッコロ・ポロリの「にこにこぷん」だった。
子どもが産まれた時に、NHKを見るようになって放送が終了されていることに驚いたが、実は、「ポコポッテイト」は同番組の人形劇場枠で14代目だそうだ。そして、「にこにこぷん」は9代目だというのだ。

「おかあさんといっしょ」は、1959年に放送が開始され、その翌年から人形劇場がスタートしている。
半世紀を越える長寿番組だ。この年は、有名天気予報ヤン坊マー坊でおなじみ「ヤン坊マー坊天気予報」もスタートしている。同番組は残念ながら、2014年3月に放送を終了をした。
長寿番組と聞いて、徹子の部屋を思い出したのだが、1976年2月放送開始だった。
「おかあさんといっしょ」からすれば、まだまだ子どもだ。

  • 1代目『ブーフーウー』 1960年9月~1967年3月
  • 2代目『ダットくん』 1967年4月~1969年9月
  • 3代目『とんちんこぼうず』 1969年10月~1971年3月
  •  

  • 4代目『とんでけブッチー』 1971年4月~1974年3月
  • 5代目『うごけぼくのえ』 1974年4月 ~ 1976年3月 
  • 6代目『ゴロンタ劇場』 1976年4月 ~ 1979年3月
  • 7代目『ミューミューニャーニャー』 1978年4月 ~ 1983年3月
  • 8代目『ブンブンたいむ』 1979年4月 ~ 1982年3月
  • 9代目『にこにこぷん』 1982年4月 ~ 1992年10月
  • 10代目『ドレミファ・どーなっつ!』 1992年10月 ~ 2000年4月
  • 11代目『スプーとガタラット』 1999年4月 ~ 2000年4月
  • 12代目『ぐ~チョコランタン』 2000年4月 ~ 2009年3月 
  • 13代目『モノランモノラン』 2009年3月 ~ 2011年3月
  • 14代目『ポコポッテイト』 2011年3月 ~

ムテ吉のことが心配

今回の放送終了で、ムテ吉のことが気になった。

彼は人形劇の主人公であり、その名のとおり、性格は豪快で、超ポジティブ思考。
だけど、その性格からは想像できないほどの、生い立ちなのだ。

彼の両親は冒険家であり、祖母と二人暮らし。
祖母は銭湯を経営しており、しつけには厳しい。
そして、彼は、その銭湯の風呂掃除をすることが日課となっている。
物語にデッキブラシが度々登場するのは、その為だ。

ミーニャー、メーコブと3人仲良く遊んでいるが、ミーニャは都会で生まれ育ったオシャレが大好きな女の子で、中流家庭だと思う。
そして、メーコブは名家の生まれで、富裕層だ。
ミーニャが、母親からもらったものや、メーコブが専属の料理人に作ってもらった料理を、自慢する場面が出てくるのだが、その度に、ムテ吉がかわいそうに思えた。

格差社会があるのは仕方がないことだが、何より、まだ子どもなのに、両親と一緒に暮らせていないことに同情する。
放送終了までに、両親と一緒に暮らせることは叶うのだろうか、、、

いないいないばあ「わーお!」が無くならないだろうか?

話が少し変わるが、今回の報道を受けて、危機感を覚えたことがある。

それは、同じくNHK「いないいないばあ」も終わる可能性があるかもしれないことだ、そして、その場合、最悪のケースが想像できる。
番組内で毎日かかる「わーお!」も無くなる可能性が極めて高いからだ。

子どもたちにとって、「わーお!」はラジオ体操以上の存在であり、保護者にとっても、子どもを泣き止ますときにも使える協力なツールであり、何より、少しずつ子どもが踊れるようになっていく姿を見ることが出来るハッピーソングなのだ。

いまのところ、放送が終了されるとの話は聞いていないが、放送が終了されないことを切に願う。

新しい人形劇場「ガラピコぷ~」に期待

新しい人形劇場「ガラピコぷ~」に期待
ポコポッテイトが復活することは無いのだろうか?

「ポコポッテイト2」
「ポコポッテイト~リターン~」

いや、ムテ吉のミーニャやメーコブと出会う前、両親と暮らしていた時代を描いた「ポコポッテイト~ZERO~」でも良い。

しかし、いままでの歴史を見る限り、その可能性も無さそうだ。
過去に復活している人形劇場は無い。
始まりがあれば、必ず終わりがくる。
番組もプロダクトサイクルだ。
次の新しく始まる「ガラピコぷ~」に期待するしかない。

この番組は、水と緑が豊かな惑星「しずく星」を舞台に、ウサギの女の子「チョロミー」と、オオカミの「ムームー」、そして、ロボットの「ガラピポ」が友情を育んでいく物語だそうだ。
大丈夫、長寿番組のNHKだ。長い歴史の中で培ったノウハウを活かして、子どもの成長にとって素晴らしいものを作り上げてくれる。むしろ、代を変わるごとに、それを洗練されてきているはずだ。

ありがとう!ポコポッテイト!ありがとう!ムテ吉とみんな!

放送終了は寂しいが、仕方がない!出会いと別れを繰り返し大きく成長していく!ポコポッテイトの終了は、自分にとっても子どもにとっても糧になるだろう。
子どもには、伝えるべきかどうか悩むところだが、ハードディスクに撮りためているポコポッテイトを見せ続けるのにも限界があるだろう。そして、子どもの成長の為にも、伝えよう。
まだ、1歳半の子どもに、その言葉の意味自体を理解できるのか分からないが、親として伝える責任がある。
ただ、子どもはまだ小さい、泣いている時には、録画を見せてやればいい。

唯一の心残りは、ポコポッテイトを「おかあさんといっしょ!あつまれ!土曜日」の収録を参加できなかったことだ。
残念でならないが、仕方が無い。倍率が高過ぎる。

子どもが産まれてから、ポコポッテイトと出会い、1年半の付き合いだったが、楽しませてもらった。
そして、ムテ吉には多くのことを学んだ。

  • どんな困難なことがあっても、前を向いて突き進んでいくこと
  • 自分の境遇を悲観しないこと
  • なんにでも迷わずチャレンジする姿勢
  • 友人を大切にすること
  • 伝えたいことは、真剣に相手に向き合って伝えること
  • 感謝の気持ちを忘れないこと

社会の荒波に揉まれて、見失いがちになりそうな大切なことを、毎朝思い出させてくれた。
本当にありがとう!忘れることはありません!

いずれ、ガラピコぷ~関連のグッズが我が家に増えるだろうが、ポコポッテイトのグッズもボロボロになるまで大切に使うよ。

サロンブースト