こんにちは!
今日は、美容院・エステサロン・ネイルサロンの経営者の方に、ぜひともご活用頂きたい小規模事業者持続化補助金についてご紹介致します。
この補助金は、採択率も高く最大で50万円が支給されますので、利用しない手はありません。
それでは、ポイント毎になるべくわかりやすくご説明しますね。
『本事業は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者の地道な販路開拓(創意工夫による売り方やデザイン改変等)の取り組みを支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
小規模事業者(注1)が、商工会・商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って販路開拓に取り組む費用の2/3を補助します。補助上限額:50万円。』
公募要領の抜粋分ですが、この補助金は、小規模事業者向けの販路開拓に使用できる補助金で、販路開拓に掛かる費用の2/3(上限額:50万円)を補助してくれるものです。
現在、いろいろな補助金はあるのですが、小規模事業者(特にサービス業)が利用するには、『要件が合わない・専門家に依頼しないと出来ない・計画の実行が困難』といったようにハードルが高く、小規模事業者が利用しにくいものが多いです。
しかし、この小規模事業者持続化補助金は、補助金の中では数少ない販路開拓に使えるもので、要件も分かりやすいものなので、専門家に依頼せずとも自力でなんとかなるもので、金額としても上限が50万円ですので、実行しやすいのです。
補助金の名のとおり『小規模事業者』を対象としております。
小規模事業者とは、「製造業その他の業種に属する事業を主たる事業として営む商工業者(会社および個人事業主)」であり、常時使用する従業員の数が20人以下(卸売業、小売業、サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)に属する事業を主たる事業として営む者については5人以下)の事業者です。
美容院・ネイルサロン・エステサロンといった業種であれば、常時使用する従業員数が5人以下であればOKです。
例をあげますね。
①美容院Aが販路開拓の為に75万円の費用が掛かった場合。
75万円×2÷3=補助金額50万円
②ネイルサロンAが販路開拓の為に60万円の費用が掛かった場合。
60万円×2÷3=補助金額40万円
③エステサロンAが販路開拓の為に80万円の費用が掛かった場合。
90万円×2÷3=補助金額60万円ではなく、上限額が50万円なので、補助金額50万円
すごくシンプルですね。
まず、補助対象経費となるものを列挙しますね。
『機械装置等費、広報費、展示会等出展費、旅費、開発費、資料購入費、雑役務費、借料、専門家謝金、専門家旅費、委託費、外注費』
たくさんありますね。上の費用において販路開拓にあたるものであればOKです。
採用された例をあげますと、
他にもたくさんありますが、『ホームページ制作・チラシ・パンフレット・店舗改装・看板新装』など、美容院・ネイルサロン・エステサロンで比較的申請しやすいものが数多くあります。
ただし、美容院・ネイルサロン・エステサロンでもよく使用される『パソコン・カメラ・自動車』などは、販路開拓の目的以外で使用できるものと捉えられ、対象となりません。自動車については、平成26年度実施分では、『買い物弱者対策事業』として使用する場合は、対象となります。
私見も含みますが、いろいろな補助金の中では簡単な方です。作成提出する書類の数も少ないです。
書類の作成において、重要になってくるのが、『経営計画書・補助事業計画書』です。
経営計画書と補助事業計画書に書く内容は以下のとおりです。
『経営計画書』
『補助事業計画書』
くわしくは、以下の公募要領をご参考にしてください。
平成26年度の公募要領
記載内容に矛盾無いことと、文章力は重要になりますが、ご自身の事業になりますので、どれもご自分で作成できる内容だと思います。
もし作成するにあたって参考例が見たい方がいらっしゃいましたら、お気軽にお電話もしくはメールにてお問い合わせください。
採択率は公表されておりませんが、商工会議所の方にお話を聞くと3割ぐらいだそうです。
3割を低いと捉えるのか、高いと捉えるかは個人の見解により違いもありますが、わたしの考えとしては、十分に応募する価値はあると思います。
確かに、応募するなら絶対補助金をもらいたいと思いますよね。
そして、応募するにあたっては、さきほどの『経営計画書』『補助事業計画書』を作成することが必要になってきます。
この補助金をもらう為に、2つの資料を真剣に作成するということは、今の事業の状況を外部環境・内部環境共に理解し、今後の展開をプランニングしていくわけです。この作業は、事業を運営する上で非常に重要なことです。
だからこそ、この補助金は十分に応募する価値はあると思います。
小規模事業者持続化補助金の概略を掴んで頂けましたでしょうか?もし、この記事を読んで応募しようとされる方がいらっしゃったら嬉しいです。
この補助金は始まって、実は、まだ2年目の若い補助金です。知らない事業者の方も、まだまだたくさんいると思います。
※商工会議所に入られてるのに、担当者からは案内が無かったとお客様から聞きました。。。
来年度も実施されるでしょうし、競争が厳しくなるかもしれませんが、応募する価値は必ずあります。
私は、昨年度・今年度ともに補助金が採択されたお客様からホームページ制作・チラシ製作・パンフレット制作などのご依頼を受けておりますが、すべて申請・資料作成にご協力させて頂き、100%採択されています。
なので、商工会議所から採択率3割と聞いたときは驚きましたが、、、
私の場合、お客様が採択されないと契約が頂けないとの腹づもりで望んでいたことと、お客様が事業を真摯に見た結果だと思います。
皆様も、来年度実施された際には、ぜひ応募してみてください!
来年度の実施の案内(詳細)の連絡が欲しいという方は、こちらまでメールしてくださいね^^
通るためのコツも無料にて案内させて頂きます。
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